ReShadeは、ゲームおよび動画ソフト用の汎用的な後処理インジェクターで、ゲームの色や明るさを微調整するための機能があります。プレイしたいゲームに独自のカスタマイズされた後処理を禁じられることなく追加できます。
ReShadeでは、MSAAアンチエイリアシング、ダイナミックフィルムグレイン、スクリーンスペース アンビエント オクルージョン、被写界深度効果、色収差、クロス処理、自動彩度、色修正などの組み込みの後処理要素のみが変更されるため、一般的にチート行為とは見なされません。
このガイドに従い、ReShadeの最新版をパソコンに無料でダウンロードおよびインストールし、利用し始めましょう。
ReShadeの最新版をPCに無料でダウンロードおよびインストールするには
- サイドバーにある[ダウンロード]ボタンをクリックして、ReShadeの公式ダウンロード ページに直接進みます。
- ページの一番下までスクロールして、以下に示すように[Download ReShade 5.2.2(ReShade 5.2.2 のダウンロード)]をクリックし、デスクトップ用アプリを取得します。
- ダウンロードフォルダに移動してダウンロードした.exeファイルをダブルクリックし、インストールを実行します。
- [Select game(ゲームを選択)]をクリックして、微調整したいゲームの.exeファイルを選択します。
- すると、ゲームに適したレンダリングAPIを選択するよう求められます。 Direct 3D 9、Direct 3D 10+、OpenGLの3つのオプションが表示されますが、あらゆるゲームがReShadeでサポートされているわけではなく、一部のゲームではレンダリングオプションが制限されている場合があることに注意してください。
- 次に、GitHubから標準効果をいくつかダウンロードして、[Yes(はい)]をクリックします。
- ダウンロードが完了したら[OK]をクリックするか、標準効果のリストから使用しないコンポーネントのチェックを外します。または、インストールを続行して、後でゲーム内で直接必要な効果を選ぶこともできます。
- インストール後、以下のメッセージが表示されるので、それを閉じてゲームを開きます。「Shift + F2」をクリックしてReShadeインターフェースを起動し、ReShadeメニューで新しい名前のプリセットを作成します。
ゲームプレイ体験を最も向上できる効果があれば、いつでも戻ってオン/オフを切り替えられます。最も広く使用されているのは、FXAA(Fast approXimate Anti-Aliasing)、AmbientLight、DPX(Digital Picture Exchange)、HDRR(High Dynamic Range Rendering)などです。
ReShadeをPCからアンインストールするには
ReShadeに満足できなかった場合は、以下の手順に従い。容易にPCからアンインストールできます。
- まず、ゲームがインストールされているディレクトリに移動します。
- 以下のファイルを削除します。または、reshade-shadersおよびreshade-presetsという名前のフォルダを削除してください。
- ゲームを再度起動して、ゲームをロードしたときに起動時にReShadeが表示されなくなったことを確認します。
その他のゲームのグラフィックを微調整するためのプログラムを利用したいなら、以下にある無料の代替ソフトをご覧ください。
ReShadeの概要
ReShadeは、あらゆるゲーム用のユニークかつ汎用的な後処理インジェクターで、お気に入りのゲームをプレイするたびにゲーム体験を再考できるようにデザインされています。
ゲームを起動したら、ReShade インターフェースを起動し、提供されたオプションを利用して、アンビエントオクルージョン、実際の被写界深度効果、色補正などの機能を変更できます。こうした効果を使用して、高度な深度エッジ検出SMAAを追加でき、アンチエイリアシング、自動サチュレーションとカラーコレクション、スクリーンスペース アンビエント オクルージョン、被写界深度エフェクト、色収差、ダイナミックフィルムグレイン、クロスプロセッシングなどを使用して、ゲームプレイ体験を向上できます。
ReShadeの特徴
- ReShade FXと呼ばれる独自のシェーディング言語とコンパイラを備えています。
- Direct3DとOpenGLのいずれを対象としていても、シェーダーを記述してあらゆる場所で使用できます。
- ReShadeのゲーム内ユーザーインターフェースから作成されたプリセットファイル (*.ini) を使用して、構成を共有します。
- 汎用性があり、事実上あらゆるゲームで動作します。ゲームをインストールする際は、各ゲームでサポートされている正しいAPIを使用してください。
- 必要なシェーダーをインストール時に選択したり、ゲームの起動時にReShadeから直接選択したりできます。
- このバージョンには強力なアドオンAPIが付属されていて、ReShadeとそれを利用する他のゲームの両方のアドオンを作成できます。
無料の代替ソフト
Lossless Scaling: Lossless Scalingは、ReShadeと同様にポストプロセッシング インジェクターとして機能する他、ビデオゲームで画像をぼやけることなくアップスケーリングでき、整数スケーリングを使用してこれを実現可能です。
vkBasalt: vkBasaltは、ゲームのビジュアルグラフィックスを強化できるVulkan後処理レイヤーです。また、コントラストに適応した高速シャープニング、コントラストに適応したシャープニング、ノイズ除去やシャープニング、高速近似アンチエイリアシングも備えています。
よくあるご質問
ReShadeは無料ですか?
はい。 ReShadeは完全無料のオープンソースソフトです。この手順に従い、容易にReShadeを無料でダウンロードできます。
ReShadeはあんぜんですか?
はい、公式サイトから安全にダウンロードして、ゲームで利用し始められます。デバイスがスパイウェアやウイルスにさらされるのを防ぐために、公式サイト以外からReShadeをダウンロードしないでください。
起動後にゲームがクラッシュするのはなぜですか?
クラッシュが発生する理由はいくつかありますが、まず、ReShadeの最新版を利用していることを確認する必要があります。また、MSI Afterburner、RivaTuner などのサードパーティ製のソフトウェアは、ReShadeと競合する可能性があることにも注意してください。こうしたソフトウェアを無効にする必要があるかもしれません。
ゲームでDirectX 11を使用している場合は、あらゆる「dxgi」ファイルの名前を「d3d11」に変更してください。最後に、ReShadeが一部のアンチチートソフトによって信頼できないソフトウェアとして検出される可能性があります。繰り返しますが、ホワイトリストに登録されている更新版を利用しているかを確認してください。