中国でインターネットにアクセスするのに最適な5つのVPN【2019年に試験済み】

ニック・ソウシーが5月 29, 2019に更新

インターネットの検閲に関しては中国ほど規制の厳しい国はありません。

徐々に民主化が進んでいるものの、共和主義国ですから中国は今でも独裁主義的で、それに基づいて国民によるマルチメディアや情報の消費が規制されています

つまり、中国では政権に反するようなコンテンツやプロバイダがすべてブロックされているのです。

中国のファイアウォールを通過できるVPNトップ5

以下でご紹介するVPN中国の厳しいファイアウォールを通過できる可能性が極めて高いものばかりです。

どれくらい効果的かはプロバイダによって大きく異なり、サイバーセキュリティ技術は常に変化を続けているため、現在うまくいってもいきなり利用できなくなることがあります。いたちごっこのようですが、この現状をVPNプロバイダは受け入れています。

1NordVPN – 不明瞭なサーバーで中国のグレートファイアウォールを通過

NordVPN
  • NordVPNは不明瞭なサーバーを使用することで中国などのセキュリティ規制の厳しい地域でも地理的に制限されたコンテンツにアクセスできます。
  • アメリカのNetflixコンテンツをアンブロック
  • 安全にIPアドレスを隠します
  • 厳しいノーログポリシー
  • プライバシー保護を強化するため、ビットコイン決済に対応
  • デメリットの一つは、iOSアプリは必ずしもファイアウォールを通過できるわけではないということです。デスクトップ版では大丈夫です。

NordVPNを使って中国でもインターネットを利用できるようにしましょう

2ExpressVPN – 高速通信が魅力的

ExpressVPN
  • 海外のプライバシー保護:サーバーは英国領バージン諸島に位置しているのでデータ保持やログは記録されていません。
  • Netflixをアンブロック
  • 24時間いつでもカスタマーサポートを利用可能
  • 超高速通信で、VPNの中でも最速
  • トップレベルのセキュリティ技術。OpenVPN256ビットAES暗号化、DNS/IPv6リーク対策、停止スイッチ、スプリットトンネリングなど。
  • グレートファイアウォールを通過できる実績あり
  • やや高価格ですが、30日返金保証あり

ExpressVPNを使って中国でもインターネットにアクセスしましょう

3SurfShark VPN – すべてのバージョンで中国でネットにアクセスする専用サーバーあり

SurfShark VPN
  • 「NoBorder」設定を使うことでグレートファイアウォールを通過可能
  • アメリカのNetflix、Hulu、ESPN、BBC iPlayerなどの地理制限を通過
  • リンクをクリックすると大幅割引が適用されます。
  • 不明瞭なサーバー技術でインターネットサービスプロバイダもあなたがVPNを利用していることが見えなくなります
  • CleanWeb機能
  • 端末数無制限

中国でもSurfsharkを使ってインターネットに接続しましょう

4PrivateVPN – 中国でも利用できるようにステルスモードあり

PrivateVPN
  • L2TPなどのしっかりした接続プロトコルを使っているのでグレートファイアウォールの対策が可能です。設定から「Stealth Mode」を選択するだけで中国でも快適に利用することができます。
  • 60か国以上に100以上のプロキシサーバーを用意
  • 高画質でアメリカのNetflixをすべて利用可能に
  • 停止スイッチ
  • 帯域幅が無制限
  • 30日返金保証

PrivateVPNを使って中国のグレートファイアウォール(金盾)を通過しましょう

5VyprVPN – カメレオンプロトコルがすべてのPro契約に含まれています

VyprVPN
  • VyprVPNの独占カメレオンプロトコルは最も頼りになるプロキシ技術の一つで、簡単にグレートファイアウォールを回避。ロシアやシリアでも利用可能
  • 外部委託やソフトウェアがないのでセキュリティ対策をさらに向上 サーバー、ネットワーク、ハードウェアをすべて独自に所有
  • 70地点以上に700以上の安全なサーバー
  • 20万以上のIPアドレスが利用可能
  • データ通信量が無制限
  • 24時間いつでもカスタマーサポートを利用可能

VyprVPNで中国のグレートファイアウォールを通過しましょう

中国でVPNを利用する方法

事前にダウンロードしておきましょう。

私たちの経験では、最高の対策方法は中国に入国する前に VPNを端末にダウンロードしたりブラウザにプラグインをダウンロードしておくことです。旅行前にインストールすることで、中国国内からダウンロードできないというトラブルを避けることができます。

しかし中国政府は巧妙な手段を使っており、ジャーナリストの中には中国の税関職員は空港を出る前に端末にあるすべてのデータをスキャンすることができるという人もいます。その場合、VPNソフトウェアをダウンロードしておいても意味がありません。地元の警察にアプリをスマホから削除されてしまう可能性があるからです。

すでに中国にいて、VPNをダウンロードしていないという場合は2つの方法があります。

裏技を使ってインストールしましょう:

  1. 利用可能なVPNを持っている友達を探す。iTunesやGoogle Playストアなどのコンテンツストアは中国のサーバー域内でVPNアプリを削除するように命令されています。友達の端末を無線ホットスポットとして利用し、その安全な通信を使って好みのVPNを購入しましょう。
  2. 安全なWi-Fi通信を提供している国際ホテルを見つけ、そこで利用されているVPNを使って端末にVPNをダウンロードしましょう。中国にある国際ホテルの多くはすでにサーバーでVPNクライアントを使用しており、海外からのお客さんにサービスを提供しています。このようなホテルのVPN通信を使って端末にVPNをインストールしましょう。

中国に適したVPNを見極めるには

中国は暗号化しているソフトウェアを探知したり、VPNやプロキシなどの技術の対策を行ったりするのが得意です。IPアドレスのブラックリスト化からDNSスプーフィングなどの手段を使って不適切だとされるコンテンツを見たり表示したりできないように規制しているのです。

注目したいポイントは以下の通りです:

  • グレートファイアウォールを通過できる技術的な性能(ファイアウォールを通過できる場合、VPNは大々的に宣伝しているはずです)
  • 中国とは無関係の近隣国にサーバーを配置していること
  • 高速通信
  • 最先端のセキュリティおよび暗号化プロトコル
  • 故意に通信が途絶えた場合にブラウジングセッションを切断してくれる停止スイッチ
  • 厳しいノーログポリシーがあること。データを保持しないので中国政府にあなたのデータを公開されません

中国では以下の3つのVPNを避けましょう

おすすめのVPNをご紹介するだけでなく、中国で避けたい3つのプロバイダについて注意しておきます。以下のプロバイダは残念ながらほとんどのユーザーにとってグレートファイアウォールを通過できません。
  • PIA: 中国に接続できないことを認めています。
  • Betternet: 2019年現在、安定して接続できません。以前は利用できたこともありましたが、今はできません。
  • Trust.Zone: PIAやBetternetと同じようにTrust.Zoneは以前はグレートファイアウォールを通過できたものの、2019年に試験したところ、安定して接続できないことが確認されています。

無料VPNで中国のグレートファイアウォール(金盾)を通過できるのでしょうか?

通過できる無料VPNもいくつかありますが、原則として無料VPNはデータを転売したり危険にさらしたりする恐れがあるため避けるべきです。

無料VPNは政府と関与のある会社に所有されていたり、最低でも地方自治体と提携していることが多いからです。また、中国の無料VPNの多くも同じです。つまり、適切でないVPNを使うと大変なことになるということです。

また、無料VPNは全体的に性能もパフォーマンスもよくありません。無料VPNのほとんどが帯域を制限していたり、制限されているコンテンツをアンブロックできなかったり、データを転売していたりするのです。

どうしても中国向けの無料VPN を使いたいという場合はTunnelbearまたはWindscribeを利用できます。どちらも中国の会社ではないからです。

また、中国に旅行した人の話では、トーア(Tor)ブラウザを使うことでブラウジング情報を匿名化すると成功率が高まるそうです。

一般的に、毎月数ドル支払って評判のよいプレミアムVPN を使った方が簡単に、安定してインターネットを利用できるようになるのです。

中国でVPNが必要な理由は?

Virtual Private Network (VPN)簡単に言うと、国際的なソーシャルメディアサイトや人気メールサービス、仕事効率化ツール、国際ニュースプラットフォーム、エンタメサイトなど、規制されているコンテンツを見る唯一の方法は実績のあるVPNプロバイダを使用することなのです。

中国政府は厳しい検閲法の実施にたくさんお金と人材を投資しています。200万人もの職員がプロパガンダに関する仕事をしていますし、高度な訓練をしたサイバーセキュリティ専門家チームもいます。

GoogleFacebookTwitterWikipediaInstagramGmailなどのほか、ほとんどのニュースサイトがブロックされていますが、これらのサイトは中国のインターネットサービスプロバイダによってブロックされている何千もの人気サイトのほんの一部にすぎません。

中国の検閲を克服するのは簡単ではありませんが、不可能ではありません。見つからないようにグレートファイアウォールを乗り越えればいいのです。

Diplomatマガジンは中国の検閲を時代遅れだと言っており、その理由も納得できます。中国では権力に関して真実を報道するようなジャーナリストを牢屋に閉じ込めていることが知られているからです。これについては世界中の人権団体や自由な報道組織が批判しており、中国政府はプロパガンダ部がコンテンツを検閲していることを公言しています。

ロシア政府と同じように、中国政府はプロパガンダと難読化をしている歴史があり、正当な理由なしにどれくらいのコンテンツが規制されているのか把握しにくくなっています。

欧米、特にアメリカの読者の方は中国人よりはるかに表現の自由がしっかりと保証されているということを念頭に置いておきましょう。

中国人に対して公平になるように書きますが、欧米の文化を軽蔑している政府関係者と中国国民は同じではありません。中国人の多くは私たちが発信している検閲されていないニュースやエンタメのよさを認識しているのです。

幸運なことに私たちはプレミアムVPNプロバイダの割引を提供していますから、 無料トライアルを利用してお好きなVPNを試してみたり、最高の割引には現在利用可能なVPNクーポンをご利用ください。

検閲という壁

中国政府のVPNに対する努力は検閲のグレートファイアウォールと呼ばれるようになっています。ツイッターのようなソーシャルメディアサイトのほか、中国政府の価値観に反するような欧米のニュースやコンテンツを規制する努力を比喩したキーワードなのです。

中国政府は金盾プロジェクトと呼んでおり、検閲・制限しているのではなく、国民を保護しているのだという印象を植え付けようとしているのかもしれません。

名前が何であれ、実際には Google、Youtube、Wikipedia、Apple、Facebookなどの世界的に人気のあるサイトはすべて中国の検閲に手を貸したり中国人に対してコンテンツを隠していることを認めているのです。

中国ではVPNは違法ではありませんか?

その答えは複雑です。

China best VPN

実際にはVPNの使用の一部は中国の法律に違反していますが、一部のアプリは場合や人によっては許可されているのです。例えばVPNプロバイダは中国国内で営業することはできませんが、利用者はVPNサービスの利用が許可されているのです。

ただし、中国政府から事前に許可を得る必要があります。つまり、一部の法律は正式に制定されている反面、規制の導入は一貫していないのです。

外交評議会などの国際組織はこのような行いを法律外だとしており、欧米の観光客が大丈夫だと思いこんでいるとひどい目にあう可能性があると注意を呼び掛けています。

トレントをダウンロードするためなど、たくさんデータ通信を行うなど、ターゲットになりやすいことを行った場合、公式な法律が何であれ、中国政府に起訴される可能性があるのです。

中国はNetflixのようにVPNのサーバーをすべて禁止しているわけではありません。合法な理由でVPNを使用している外国の企業が多いため、中国政府はすべてのVPNを禁止することができないからです。すべて禁止しては営業に支障が出てしまいますからね。一般的に会社での使用は許可されています。ただし、個人によるVPNの使用の合法性はあいまいです。

書面上は企業による使用と同じようには個人使用は規制されていないようですが実際には145ドル相当の罰金を科せられた個人の例はありますし、チベット人がVPNを使用したため禁固刑になったケースもあります。もちろん、アメリカ人観光客や中国に駐在している外国人より中国人の方が厳しい処罰が下されるでしょう。VPNアプリが削除されるまで警察にスマホの利用を禁止されたという話もあります。

結局、2019年現在、個人によるVPNの使用に関するルールは決められていませんが、中国政府はいつでも個人利用に対して厳しい法律を施行する可能性があり、罰金や逮捕につながるかもしれないのです。

中国ではVPNを使った方がいいのでしょうか?

あなた次第です。どれくらいリスクを背負いたいのかということと、自由でオープンなインターネットに対する価値観の問題です。それでも、検閲の法律を回避するのと、他人に危害を及ぼすような活動をするのには大きな違いがあるということは合意していただけると思います。

中国はポルノや政府に対抗するようなサイトをブロックしているわけではないからです。中国にいる間に使う必要があるGmailDropboxGoogle DocsOne Driveなどの仕事効率化アプリや仕事に関係するツールもブロックしているのです。

締め切りがあるから禁止されているアプリにアクセスする必要がある、という人は良質なVPNが役に立ちます

中国でVPNを利用したい人へ

中国で利用できるたくさんのプロバイダで利用できるクーポンをご用意していますのでご利用ください。また、返金保証もご利用ください。返金期間内にキャンセルすればリスクなしで最高の有料VPNを中国で試してみることができます。

おすすめのVPNプロバイダにご満足していただけると自信があります。中国から帰国しても使い続けたいと思うかもしれません。世界中どこでもVPNを使うことで得られるプライバシーとセキュリティ対策をお楽しみください。

終わりに―バックアップのVPNをご利用ください

多くの旅行者は念のためバックアップのためのVPNをインストールしておくことを勧めています。最高のVPNでも回避できないような新しいブロックに遭遇することがあるため、念のため 2つのVPNをインストールしておくのが得策なのです。

ニック・ソウシー
ニック・ソウシーはサイバーセキュリティーと最先端技術に情熱的です。特にネットのプライバシーと表現の自由を守るような技術に興味があります。また、人工知能と未来派・超人間主義的進化の哲学にもとても関心があります。