ノーログVPNとは – VPNログポリシーが重要な理由 (2025)
VPNを使っている人は、あなたのネットのログが政府組織に漏洩されたら最悪ですよね。実は、ログを保存しているVPNを使っていると、このようなことが発生する可能性があるのです。
サイトを訪問したら何も悪いことをしていないのに政府組織のターゲットになってしまったというシナリオを想像してみてください。アダルトサイト、トレントサイト、その他政府が監視しているサイトなど、どんなサイトにアクセスしてもターゲットになりうるのです。
このような状況では警察はインターネットサービスプロバイダに、そのIPアドレスを利用しているのはどの利用者かと問い合わせるだけであなたのプライベートな活動を捜査し始めることができてしまいます。
しかしVPNを使っていると、そう簡単に捜査を始められません。警察はあなたのIPアドレスをすぐに入手できず、VPNサーバーのIPアドレスから捜査を始めないとならないからです。
警察はVPNサービスプロバイダに問い合わせるか、召喚命令を出して特定のIPアドレスに関するデータをすべて移譲するように要求します。ログが一切保存されていない場合、VPNプロバイダはこの時点で警察に移譲できる情報はありません。
VPNのプライバシー方針を詳しく研究した結果、ログなしの最高のVPNサービスを5つ見つけました。このガイドではVPNのログが何で、誰が何を保存していて、なぜ重要なのかということを詳しく解説します。 編集者の注: WizCaseのコアバリューの一つである透明性のために、私たちがExpressVPNと同じ所有グループに属していることを知っておくべきです。ただし、これは私たちのレビュー手順には影響しません。私たちは厳格なテスト方法を遵守しています。
3種類のVPNログ
簡単に言うと、VPNログとはサービスの利用状況に関してVPNプロバイダが保存しているデータのことです。ユーザーのインターネット通信はVPNプロバイダのサーバーを経由して通信されますから、この時保存されうる情報は利用者の使用によるものです。
そのため、信頼できるVPNサービスを使う必要があります。VPNが保存する情報は大きく分けて以下の3種類に分けられます。
これはユーザーに関する一般的な情報のことです。以下のような情報がこのカテゴリに入ります。
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
- 氏名
- 支払い情報
- 購入履歴
- 残りの契約期間
- 自宅の住所
- 所在国
仮想通貨を使って匿名で支払わない限り、IPアドレスとユーザー名は支払い情報に関連付けられます。
そのため、プライバシーに配慮したVPNはこのデータを保存しないのです。例えば、ExpressVPNは接続ログを保存していません。そのため、たとえハッカーがExpressVPNのサーバーにアクセスしたとしても、あなたのVPNアクティビティとあなたを結びつけることはできないのです。
接続ログはVPNサーバーとのすべての発信・受信接続の記録のことです。このデータは一般的にVPNサービスの最適化やトラブルシューティングに利用されています。ログは一般的に以下のような情報が含まれています。
- 着信IPアドレス(一般的にインターネットサービスプロバイダによってあなたの端末に割り当てられます)
- 発信IPアドレス(VPNサーバーによって端末に割り当てられます)
- タイムスタンプ(VPN接続の開始・終了時刻)
- 通信されたデータ量(使用セッション中に転送されたデータ量)
接続ログはプロバイダがVPNサービスを継続するのに役立ちます。例えばサポートを提供したり、スムーズに稼働したりするためにこのような情報が利用されます。
一般的に、VPNプロバイダはあなたのインターネットの使用に関する情報にアクセスできます。インターネットサービスプロバイダ(ISP)と同じ情報を見られるということです。
一部の国ではISPはインターネットの使用ログを保存することが義務付けられています。VPNプロバイダが同じ情報を保存した場合、以下のような情報が保存されます。
- 訪問したサイト一覧
- ダウンロードしたファイル(ファイル名と容量)
- 使用したソフトウェアやプロトコル(ネットフリックス、ビットトレント、スカイプなど)
評判の良いVPNプロバイダなら、原則として使用ログを保存している会社はありません(最低でも、私たちはそのようなプロバイダはオススメしていません)。しかし多くのVPNプロバイダは接続ログを保存しており、その一部はVPNプロバイダの本部がある国の法律に順守するためにログを保存しているのです。
ログなし方針をうたっているVPNプロバイダの中には使用ログは保存していないものの、接続ログを保存している会社があります。使用ログを保存しているVPNプロバイダは絶対に避けるべきです。接続ログを収集しているVPNの多くは無料VPNです。
ログなしと書いてあるのに実際は基本的な接続ログを保存しているVPNプロバイダの一例としてTunnelBear、Windscribe、Betternetなどが挙げられます。
「ログなし」の本当の意味とは
簡単に言うと、「ログなし」とはVPNプロバイダは一切ログを保存していないことを意味します。通信時間、帯域幅、端末数を制限する必要がある場合、本当にログなしにするのは困難です。無料VPNはこのような制限を課していることが多いため、ログなしの無料VPNはほとんどありません。
一般的に受け入れられているログなし方針とは、ユーザーを特定するのに使用できる情報がVPNサーバーへの接続が終了した後、数分以上記録されないことです。
あなたの利用している VPN にログなし方針があるかどうか注意すべき理由
警察や政府からのユーザーの情報を開示する請求に応えるのはVPNプロバイダの評判にかなりの悪影響があります。
しかし、プロバイダが情報を公開するように強要するプロセスは高価で長期間かかりますが、不可能というわけではありません。
VPNプロバイダで働いている人はユーザーを保護するためなら逮捕されてもいい、などとは思っていないのは当たり前ですね。しかしデータが最初から保管されていなければ、警察などに開示するデータがないのです。
使用ログで収集されたデータを使うと、あなたについてかなりのことが分かります。変なサイトにアクセスしたことがない、隠すことは何もないと思っていても、マーケティングのためなどにサードパーティーにあなたのデータが転売されてしまう可能性はあります。無料VPNサービスを利用していると、あなたの情報を提供する形で支払っている、とも言えるのです。
VPNを使うときにプライバシーを保護する
過去数年間でVPNの利用者は徐々に増加してきています。最新の調査によると、インターネットの利用者の約25%が過去1か月のうちにVPNを使ったことがあると答えているそうです。その理由の一つは世界中でプライバシーについての心配が高まっているからでしょう。現在地を知られたくない人もいれば、ネットフリックスなどのストリーミングサービスの地域的な制限を乗り越える方法が欲しいと思っている人もいます。他にも追加でプライバシー保護をする方法が欲しいという利用者もいます。
VPNを使う理由が何であれ、有料サービスを最大限に利用するためにはVPNセキュリティーの基本についてしっかり理解しておく必要があります。
VPNというコンセプトは複雑に思えるかもしれませんし、専門用語もよく分からないという気持ちも分かります。ですが、本当に重要で知っておきたい専門用語はほんの一握りです。一番知っておきたいのは「ログなし方針」です。
ほとんどのVPNプロバイダはユーザーのすべての接続ログや通信ログなどの機密情報がどのように削除されているのか明確に説明できるべきです。
しかし、VPNならプライバシーの面で完璧と思っている人は少なくありません。使ってみてから実はログ方針は厳しくなく、プライバシーを保護していないということが発覚するのです。
では、本当にしっかりした真のログなし方針と透明性のあるVPNを選ぶためにはどうすればいいのでしょうか。
つの最高のログなしVPN(2025)
1. ExpressVPN
- ログを保管していない
- 複数のプレミアムセキュリティー機能
- ビットコイン決済に対応
- 非常に高速
ExpressVPN は英国領バージン諸島に本部があり、データ保管・報告に関する法律がありません。そのため、このVPNプロバイダはユーザープライバシーを最優先していることが分かります。
ExpressVPNのプライバシー方針はとても詳しく書かれていて、「システムには機密ログは保管されていません」と明記されています。
2017年にトルコ政府は捜査の一環でユーザー情報を公開するようにExpressVPNに働きかけました。しかしExpressVPNはIPアドレス、インターネットの使用履歴、通信データ、DNSクエリなど一切ログを保管していないため、公開する情報がなかったのです。このようにしてユーザーのプライバシーが守られたというわけです。
また、ExpressVPNは現在利用可能なVPNのうち、通信速度が最速のプロバイダです。また、DNS漏洩保護、キルスイッチ、スプリットトンネリングなどのセキュリティー機能を提供しています。
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編集者の注: WizCaseのコアバリューの一つである透明性のために、私たちがExpressVPNと同じ所有グループに属していることを知っておくべきです。ただし、これは私たちのレビュー手順には影響しません。私たちは厳格なテスト方法を遵守しています。
2. CyberGhost
- トラフィックや接続ログは一切なし
- 詳しいプライバシー方針
- P2Pに対応しているが通信速度がとても高速というわけではない
- きれいなインターフェイス
CyberGhost はルーマニアに本部があり、プライバシー保護に厳しい国として知られています。そのため、このVPNプロバイダは厳しいログなし方針を固めることができているのです。
非常に強力な暗号化を利用していて、VPNサーバーには7台同時に接続することができます。CyberGhostは実用的でプライバシーを守った利用セッションを提供しているのです。
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編集者の注: WizCaseのコアバリューの一つである透明性のために、私たちがCyberGhost VPNと同じ所有グループに属していることを知っておくべきです。ただし、これは私たちのレビュー手順には影響しません。私たちは厳格なテスト方法を遵守しています。
3. IPVanish
- 真のログなしプライバシー方針
- キルスイッチあり
- P2Pに対応
- 256ビットAES暗号化
2016年6月にIPVanishはアメリカ政府に重大な事件に関して情報を公開するように命令されました。アメリカに本部のあるこの会社は政府の命令に従ったようです。その後、IPVanishはStackPathに買収され、新しい代表取締役はRedditなどの複数のプラットフォームで、「ユーザーの情報を誰が要求しても死ぬまでプライバシーを守る」と公言しています。
4. PrivateVPN
- DNS漏洩保護
- ログなし方針
- 6台同時接続可能
- 素晴らしいモバイルアプリ
PrivateVPN はスイスに拠点があり63か国に200のサーバーを構えています。このVPNサービスプロバイダはアプリごとにキルスイッチを設定できるほか、ファイアウォールベースのシステムキルスイッチもあります。また、しっかりしたDNS漏洩保護もあります。
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よくある質問 ノーログVPNの重要性
ログを残さないVPNの本当の意味とは?
「ノーログ」とは、VPNプロバイダーがユーザーの活動記録を一切保存しないことを意味します。最高のノーログVPNは、あなたがそのサービスを使用する際に、個人を特定できる情報を一切保存しません。
特に、時間、帯域、デバイスの制限を実施する必要がある場合、ほとんどのVPNサービスでは、適切なノーログポリシー(no-logs policy)を実施することは困難です。しかし、一般的に受け入れられているVPNの定義は、VPNサーバ接続終了後、数分間以上ユーザを特定するデータを保存しないことです。
すべてのVPNはログを記録するのですか?
いいえ。確かに、プレミアムログレスVPNでさえ、最適なサービスを提供するために何らかの形でユーザー情報を保持している場合がありますが、これらは通常、無害なログです。信頼できるノーログVPNは、あなたが訪問したサイトやIPアドレスのような接続ログなど、侵害的な使用ログを保存することはありません。
ExpressVPNは、ノーログVPNの良い例です。あなたの使用ログやIPアドレスを保存しません。また、限られた接続ログは匿名化され、集約されるので、特定のユーザーにアクティビティが追跡されることはありません。ExpressVPNは30日間の返金保証もあるので、リスクなく試すことができます。
編集者の注: WizCaseのコアバリューの一つである透明性のために、私たちがExpressVPNと同じ所有グループに属していることを知っておくべきです。ただし、これは私たちのレビュー手順には影響しません。私たちは厳格なテスト方法を遵守しています。
まとめ
あなたのプライバシーをしっかり守るためには真のログなし方針のあるVPNサービスを利用しましょう。VPNプロバイダを検討しているなら、ログなし方針は必要不可欠なポイントです。
まとめー2025を使用した最高のログレスVPN
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
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