VPNでインターネットの通信速度を速くする10の方法

グレイ・ウィリアムズが7月 21, 2019に更新

VPNに接続するとインターネットの通信速度が遅くなるのは普通のことです。安全なVPNトンネルを経由してデータが送信されるからです。しかし通信が遅いまま使い続ける必要はありません。

インターネットが遅いからという理由でVPNの利用を止める前に、以下でご紹介する10の解決方法をお試しください。遅延が発生する理由はたくさんありますが、これらの解決方法なら再び高速でインターネットを利用し始められることでしょう。それでも解決できなかった場合は、この記事の最後に高度な解決方法をご紹介しますので参考にして下さい。

VPNを利用しているときに通信速度が遅い!という時のトラブルシューティング方法

1-端末を再起動する

コンピュータで問題が発生した時にまず初めにするのはなんですか?端末を再起動することです!

システムに遅延が発生するのはリソースをたくさん起動させていたり、メモリーが不足していたりすることが原因という場合があります。端末を再起動することで通信速度を上げることができることがあるので試してみましょう。

2-サーバーを切り替える

現在地に最も近いサーバーに切り替えることで通信を速められる場合があります。一般的に、このように設定を変更するとパフォーマンスがよくなります。

サーバーの切り替えが役に立つもう一つの理由は、接続の負荷が過剰の場合はその問題を回避できるからです。VPNプロバイダの提供しているサーバー一覧を見て、あなたに近いサーバーがあるかどうか見てみましょう。

3-VPNのポートやプロトコルを変更する

VPNソフトウェアはサーバーに接続するために特定のポート番号を使用しています(ポート443など)。また、TCPまたはUDPなどのプロトコルも利用されています。

時々、ネットワークは特定のプロトコルやポートの速度を制限していることがあります。このような設定を変えてみることであなたのソフトウェアで最も高速なのはどれかを見極めることができます。

4-有線接続に切り替えてみる

無線でインターネットに接続しているから通信速度が遅いということもあります。複数の端末間でデータを発信する共有チャネルに頼ることで速度が遅くなってしまうのです。遅延が発生し、通信速度が遅くなってしまいます。

端末を持ち歩く必要がない場合は有線接続を利用するのがおすすめです。有線接続の方が通信速度は速いですから、VPNを利用する場合に適しているのです。

5-端末を切り替える

高速インターネットに対応できない端末もあります。VPNは強力な暗号化をしているのでかなりのリソースが必要となります。一部のルーター、古いアンドロイド端末、NAS(ネットワーク接続記憶装置)、古いiOS端末を利用していると通信速度が遅くなることがあります

よく分からない場合はVPN接続を他の端末で試してみて、どうなるか確認しましょう。意外と速いということもあるのです。

6-モデムとルーターを再起動する

モデムとルーターは時間の経過とともに通信速度が遅くなります。その原因はほとんどの場合、メモリーの漏洩によるものですから、再起動するだけで速度を速めることができます。

モデムとルーターの速度が最適だと、VPNの速度も最適になります。

7-IKEv2(IPSec)を試してみる

OpenVPN接続が調整されていたり、制限されているかもしれません。IKEv2を利用することで高速になる場合があります。

8-セキュリティーソフトウェアを無効にしてみる

これは長期的な解決方法ではありませんが、問題を特定するためには役に立ちます。ウイルス対策ソフトやファイアウォールは発信されるパケットをスキャンしてフィルタリングしているため、VPN通信を遅延させることが知られています。

一時的にウイルス対策ソフトを無効にして様子を見ましょう。これで通信速度が速くなったら対策ソフトのせいで遅くなっているということですから、他のオプションを検討するのがいいかもしれません。

9-インターネットサービスプロバイダに問い合わせる

以上のような処置をしても問題が解決されない場合はインターネットサービスプロバイダ側に問題がある可能性があります。カフェや近所の人の家でVPNを使ってみましょう。新しい接続での通信速度を測定し、あなたの利用しているインターネットサービスプロバイダが原因で速度が遅くなっているかどうか試してみましょう。

10-適切なVPNを使ってみる

適切なVPNを使うのは本当に重要です。通信速度が速いことを優先させているなら無料VPNは適していません。一般的に無料VPNは有料VPNよりも通信速度が遅いからです。

VPNを購入する際には高速通信のサービスを選びましょう。また、サーバー地点の多いVPNを利用するのもいいでしょう。サーバーを選ぶときに選択肢が置ければ多いほどいいからです。以下ではおすすめのVPNとそれぞれの特徴をご紹介します。

1. ExpressVPN

  • 最も機能が豊富で高速なVPNサービスの一つ
  • 世界中に1500ものサーバーを配置
  • しっかりしたプライバシー方針
  • 30日返金保証

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2. NordVPN

  • 素晴らしい通信速度
  • 最大で6台同時接続可能
  • DNS漏洩保護
  • 30日返金保証あり

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3. Private VPN

  • 厳しいログなし方針
  • 高速通信
  • 同時に6台接続可能
  • 30日返金保証あり

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その他の高度な解決方法

以上で紹介した解決方法を試してみたのに改善が見られないという場合は他にも解決方法があるのでお試しください。

トレースルート(Traceroute)してネットワークの渋滞がどこで発生しているのか見てみましょう。何が問題で通信が遅くなっているのか発見することができます。VPNを起動した状態と起動していない状態で2回ホストにトレースルートしてみましょう。

また、サードパーティーのDNSサーバーを利用してDNSをオーバーライドしてみるという方法もあります。VPNのDNSサーバーを利用するとプライバシー侵害を防止することができますが、切り替えることでVPNのDNSが遅延の原因かどうか特定できます。

最後に、MTUを調整してみましょう。あなたの利用しているネットワークに最適なMTUをしっかり調べることが重要です。MTUを変更する場合、別のシステムから接続するときには元に戻す必要があるはずです。ご注意ください。

VPNが原因で遅延が発生する理由

インターネットは世界中の端末間にデータパケットをルーティングするダイナミックなネットワークで成り立っています。ルーティングが失敗すると、特定のルートが利用できなくなります。そのため、通信は再ルーティングされるか、別の経路で遠回りされるのです。

高速道路をイメージしてみましょう。高速で運転していたところ、衝突事故が発生したとします。これが原因であなたは目的地にたどり着くために別のルートを探さなくてはなりませんね。衝突事故はあなただけでなく他の何百もの自動車に影響を与え、別のルートにも渋滞が発生します。

この交通事故の例はインターネットに接続しているユーザーに発生することです。インターネットを利用している時、再ルーティングされているときに一時的に通信速度が渋滞するということです。ほとんどの場合、このような通信速度の問題は通信が最適化されるにつれて自動的に素早く解決されます。

VPN通信の最高速度はあなたのインターネットの接続速度に左右されます。つまり、VPNを使ったからと言って通常のインターネットの速度以上に高速になるということはない、ということです。VPNを利用すると通信が再ルーティングされるため、いくらかの遅延は予想されます。それでも、プライバシー保護とセキュリティー対策のためのこのVPNはインターネットの遅延を最小限に抑えるようなサービスであるべきです。

セキュリティー対策のために通信速度を妥協する必要はありません!

VPNは通信速度が遅いことが時々あります。VPNを使うことで接続に遅延が発生するというのは周知のことです。通信速度を改善する方法はこのガイドでご紹介した通りです。

以上でご紹介した方法を実践してみて通信速度と接続を高速にしましょう。適切なVPNサービス、しっかりしたネットワーク、最新のハードウェアがあれば、VPNを使っているのを忘れるくらい高速な通信を楽しむことができます。

グレイ・ウィリアムズ
グレイ・ウィリアムズは経験豊富なデータ・コミュニケーションエンジニアで、複数のプラットフォームでコピーライター・コンテンツライター兼編集者として活動しており、サイバーセキュリティーに特に興味があります。彼は何年もVPNやその他のネットのプライバシーツールを利用したり調査したりしてきた実績があります。