Google Family Linkレビュー2024: 無料 - 隠された料金は?
Google Family Linkについて 2024
Googleファミリーリンクをテストする前に、友人から様々な感想を聞いていました。これまでインストールした中で最高のアプリだと言う人もいれば、深刻な問題やトラブルを抱えている人もいました。こうした感想をそのまま鵜呑みにはできなかったので、無料のアカウントにサインアップして、12歳の娘の携帯電話にインストールしてみました。
使い始めてから1週間後に、すぐに無料のペアレンタルコントロールアプリとプレミアム機能を備えたアプリの違いがわかりました。Webサイトやネット依存から子どもを守るなど、有料版でしかできないことがあるのではないかと思っていましたが、想像していた通りでした。
Googleファミリーリンクには、アプリの利用時間の制限など、基本的なコントロール機能はありますが、Webフィルターが驚くほどお粗末でした。
最良のペアレンタルコントロールアプリを利用すると、お子様をはるかに保護できます。包括的なWebフィルターや複数のスクリーンタイム機能がある他、監視するための優れた追加機能など、Googleファミリーリンクにはない重要な機能をすべて備えています。
注意事項: お子様は13歳になると、アカウントからGoogleファミリーリンクを削除できるようになります。お子様の携帯電話に強制的にGoogleファミリーリンクをインストールしても、お子様は常に、保護者の許可なく知らないうちに新しいアカウントを作成でき、ファミリーアカウントにリンクせずにいられます。
また、お子様は生年月日を偽ってGoogleアカウントを作成できるので、保護者のアカウントにリンクする必要がなく、保護者の目の届かないところで、Webサイトに自由にアクセスできるようになります。
お急ぎですか?以下の概要をご覧ください(1分で読めます)
- 圧倒的なスクリーンタイム機能: 日々のスケジュールを作成するためのオプションはありません。また、利用時間の制限を回避する方法がいくつかあります。スクリーンタイムのルールを容易に回避する方法をご覧ください。
- 日々のアプリの使用に関する基本データ: 子どもがアプリを使用している時間を確認できますが、何をしているかについての情報は得られません。詳細については、こちらをクリックしてください。
- 位置情報はリアルタイムで追跡できますが、ジオフェンスはありません: 子どもの居場所をいつでも確認できますが、ジオフェンスを設定して、特定の場所に到着または出発した際に自動アラートを受け取ることはできません。リアルタイムの位置追跡の詳細については、こちらをご覧ください。
- Webフィルターなし: 子どもの携帯電話用にフィルターが必要な場合は、Googleファミリーリンクを利用しないでください。詳細については、こちらをクリックしてください。
機能・特徴
Googleファミリーリンクの機能はいまいちでした。Webフィルターやスクリーンタイム機能が限られていることから、5~10歳の子どもがいる家族向けにデザインされているようです。[Supervision (監視)]を有効にして、お子様のスマートフォンにGoogleファミリーリンクアプリをダウンロードできますが、お子様は13歳になると、ファミリーグループから退会し、個人のアカウントを管理できるようになります。
Google ファミリー リンクの機能 – 2024 に更新
価格 | 無料 |
Webフィルター | ない |
スクリーンタイム管理 | 毎日の制限 |
位置追跡 | ある |
ジオフェンス | ない |
通話と SMS の監視 | ない |
アプリ管理 | ある |
SOS ボタン | ない |
カスタマーサービス | ない |
ペアレントダッシュボード | モバイルデバイスでのみ利用可能 |
プラットフォーム | Android |
ダッシュボード – スマートフォンでのみ表示可能
私が真っ先に確認する機能の一つは、ペアレントダッシュボードです。ペアレントダッシュボードで、あらゆるデータを表示したり、アプリの権限を変更したり、携帯電話をロックしたりなどできます。パソコンをはじめあらゆるデバイスからアクセスでき、携帯電話を使わずに娘のオンラインアクティビティを確認できるダッシュボードが好きで、BarkやQustodioは、パソコンでデータが一目でわかり、便利です。
残念ながら、これまでテストしてきた多くのペアレンタルコントロールアプリとは異なり、Googleファミリーリンクのダッシュボードは、スマートフォンでのみ表示でき、パソコンでデータを表示するよりもはるかに不便です。
アクセスのしやすさ以外には全く問題なく、娘の1日、1週間、1ヶ月あたりの携帯電話の利用時間がわかります。各アプリにおけるアクティビティを知ることはできませんが、各アプリの利用時間がわかります。シンプルで使いやすいデザインで、数分以内に、必要なデータの見つけ方や様々な制限の設定方法について把握できました。
基本的な(そしてあまり役に立たない)スクリーンタイム機能
Googleファミリーリンクには、利用時間スケジュールのオプションが2種類あります。1日の利用時間の制限を設定でき、例えば、平日の利用時間を2時間にして就寝時間を設定し、携帯電話を2時間利用したり、就寝時間になったりしたら、携帯電話をロックできます。携帯電話がロックされていても、通話を含め利用できる機能がいくつかありますが、娘が必要に応じて電話をするのは構いません。
欠けている機能を見つけました。娘の携帯電話の利用時間を1日2時間に制限することはできますが、1日のスケジュールを作成するためのオプションがなく、1日の終わりに就寝時間を設定することのみできます。
カスタマイズ機能がないだけではなく、娘に、学校で友人が利用時間の制限を回避するためのトリックを教えてくれたと言われました。娘の友人のSMSやWhatsAppに娘のYouTubeやTikTokへのリンクを設定することで、ブロックや制限を回避できるそうです。これがすべて失敗しても、生年月日を偽ってGoogleアカウントを新規作成し、メインアカウントがブロックされている際にこのアカウントを利用できます。一方、Qustodioにはこうした隙が全くなく、実績のある保護機能を備えているためお勧めです。必要なツールがすべてあるだけではなく、子どもが制限を回避することはできません。
日々のアプリの利用の内訳を表示 – Googleにこれ以上の機能があるべき
おそらく、これはGoogleファミリーリンクアプリで最も役立つ機能で、娘が携帯電話を何時間も利用していたことがわかっただけではなく(2時間の制限を設定する前に)、各アプリの利用時間を知ることができました。過去数日間や1ヶ月間の各アプリの平均利用時間を確認できます。
また、アプリごとに設定でき、1日の利用時間の制限を設定したり、完全にブロックしたり、ブロックを解除したままにしたりできます。
最大の不満は、アプリの利用時間を除き、利用に関する情報が提供されないことです。特に、YouTubeやGoogleなどのGoogleが所有するアプリの閲覧履歴や閲覧中の動画に関する情報が表示されるべきです。BarkなどのGoogle以外のペアレンタルコントロールアプリでこうしたデータが表示されるのに、なぜGoogleでは提供されないのでしょう?
また、SMSやチャットのモニタリングデータも表示されません。特にGoogleファミリーリンクは児童向けであることから、こうした機能がないのは不安です。子どもがサイバー攻撃に遭ったり、人の弱みに付け込み忍び寄るインターネット犯罪者からチャットを要求されたりするのは、確実に避けたいものです。QustodioやBarkには、チャットアプリやSMSを監視できる優れた機能があり、実際にテストすることも可能です。Qustodioには30日間の返金保証があるので、その機能をノーリスクで試せます。
お子様の居場所を週7日24時間把握可能 – ただし、ジオフェンス機能なし
お子様の居場所を常に把握することのみに関心があるのなら、無料のGoogleファミリーリンクが最適です。携帯電話のGPSにアクセスしてGoogleマップに子どものアイコンまたはアバターを表示できるので、お子様の居場所を把握したり、学校や友人の家にいることを確認したり、お子様が見つからなかったりする際に便利です。もちろん、お子様が携帯電話の電源を切っていたり、携帯電話を持ち歩いていなかったりする場合、この機能は役立ちませんが、これはGoogleファミリーリンクのせいではありません。
ジオフェンス機能はありませんが、自宅や学校、親友の家、公園など、子どもがいるべき場所にピンを立てられたので、地図を眺め続ける必要はなく、娘の居場所を容易に把握できます。
Webフィルター機能はどこ?最も失望した点
この機能もなぜないのか理解できません。Googleファミリーリンクには、実用的なWebフィルター機能がありません。最も人気のあるWebブラウザの一つを所有しているGoogleが、性的に露骨なChromeサイトのブロックしかしていないのは、非常に残念です。なぜ、QustodioやBark、Norton Familyのようにカスタマイズ可能なWebフィルター機能がないのか、ただ理解できません。
代わりに、Google検索のセーフサーチとYouTubeの制限付きモードを有効にできるといわれています。何もないよりはましですが、それほど役に立ちません。その他の唯一のオプションは、閲覧を許可するWebサイトのリストを作成することで、リスト以外のWebサイトをすべてブロックできます。残念ながら、あらゆるWebサイトを知っているわけではありません。特に、Googleファミリーリンクで娘が閲覧しているWebサイトを把握できないので、なおさらわかりません。もしこうしたWebサイトがわかれば、ブロックすべきWebサイトについて見当がつくでしょう。
こうした「大変な作業」をしてくれ、自動Webフィルター機能を利用して子どもが不適切なコンテンツにアクセスするのを防げるペアレンタルコントロールアプリの方が好きです。Qustodioは優れていて、30 日間の無料トライアル版もあるので、ノーリスクで試せます。
インストール
Googleファミリーリンクをインストールするには、保護者と子どもの両方がアプリをスマートフォンにダウンロードする必要があります。まず、アプリを開いて、子ども一人ひとりをファミリーグループに追加し、セットアップするために、子どものGoogleアカウントを作成します。その後、Googleファミリーリンクへの招待状が子どものメールアカウントに送信されます。
次に、子どもの携帯電話を開いてメールを開き、ファミリーグループへの参加を選択します。これで、アプリを開き、保護者の資格情報を利用してログインできます。GPSへのアクセスやアプリでの表示など、あらゆる基本的な権限に同意してください。これが完了すると、Googleファミリーリンクでデバイスを監視し始められます。
使いやすさ
認めるべき功績は認めるべきで、Googleファミリーリンクの利点があるとすれば、それは非常に使いやすいことです。 ダッシュボードには、あらゆる情報が明確に配置されていて、今まで以上に容易にタイムスケジュールを変更したり、デバイスをロックしたり、現在地情報を検索したりできます。
娘が新しいアプリをダウンロードしたり、時間の追加をリクエストしたりすると、携帯電話に通知が届くので、すぐにそれを承認または拒否できます。
ダッシュボードはモバイルデバイスでのみ利用できるため、完璧とはいえません。パソコンから娘の携帯電話を確認して管理できる方が好きです。仕事中で携帯電話を見ることができない場合に、パソコンで確認できると助かります。
サポート
実際にスタッフと話せるサポート体制はありません。少なくとも見つかりませんでした。[ヘルプ]欄に詳細なFAQ記事があり、一般的な質問に対する回答が掲載されています。Qustodioにあるような質問を送信するためのチャットボックスやチケットシステムはありませんでした。それに最も近いのはフィードバックフォームですが、カスタマーサポート向けではありません。カスタマーサポートを重視しているので、便利かつ迅速に疑問に対する回答を得るための手段がないソフトウェアは、なかなかお勧めできません。特にペアレンタルコントロールアプリでは、子どもの安全を守るために迅速な回答を要する可能性があるため、なおさらです。
よくあるご質問
GoogleファミリーリンクはiOSに対応していますか?
GoogleによってiOS11.0以降で動作するiO用のファミリーリンクアプリがリリースされ、App Storeで入手できます。アカウントを有効にしてお子様をファミリーグループに追加するには、Googleアカウントが必要です。
お子様は常に、生年月日を偽ってGoogleアカウントを新規作成し、保護者の許可なくWebサイトに自由にアクセスできることに注意してください。これを防ぐために、Qustodioなどの最良のペアレンタルコントロールアプリを試すことをお勧めします。30日間の返金保証を利用して、本格的に利用する前にノーリスクで試すこともできます。
無料のGoogleファミリーリンクは本当に無料ですか?
Googleファミリーリンクで不適切なコンテンツをブロックできますか?
お子様がセックスや麻薬、アルコールに関するWebサイトや暴力を賛美するWebサイトを閲覧するのを防ぐために、Qustodioを30日間無料で試し、実用的なWebフィルターの使い心地を味わってください。
Googleファミリーリンクで特定のアプリをブロックできますか?
Googleファミリーリンクで、アプリが携帯電話にダウンロードされるのをブロックできますか?
子どもが13歳以上の場合、Googleファミリーリンクを利用できますか?
Qustodioなどのアプリの方が、あらゆる年齢層の子どもにはるかに適していて、お子様がトラブルに巻き込まれたり、サイバー攻撃を受けたりするのを避けるための必要な機能をすべて備えています。そして何よりも、保護者の許可なしにアプリを削除することはできません。Qustodioには30日間の返金保証があり、監視機能に満足できなかった場合に利用できます。
Googleファミリーリンクでテキストメッセージを監視できますか?
価格
無料アプリの価格については、なかなか文句は言えず、事実、価格に見合ったものしか手に入りません。Googleファミリーリンクの数少ない機能には、無料サブスクリプションの価値がありません。利用時間の制限は容易に回避でき、ジオロケーターにジオフェンス機能がないので、お子様はWebサイトに自由にアクセスできるため、その代償を払わなければなりません。サブスクリプションの料金を支払い、実際に機能する利用時間の管理機能やカスタマイズ可能なWebフィルターなどの優れた機能や、24時間年中無休のカスタマーサポートを利用する方が良いでしょう。
結論
結論 – 無料アプリを避けましょう!Web フィルターがなく、スクリーンタイムルール機能が乏しく、あらゆる制限を容易にに回避できます
お子様のオンラインにおける安全を守る際には、Googleファミリーリンクはお勧めしません。無料で使いやすいため利用したくなりますが、ペアレンタルコントロールとしての効果は、ほぼありません。幼いお子様(10歳以下)がいて、お子様が携帯電話やタブレットを利用している場合は、この無料アプリを利用して、利用時間を割り当てたり、デバイスをブロックしたり、お子様が近所を歩き回って迷子になるのを防いだりできます。
お子様が多少テクノロジーに精通している場合、Googleファミリーリンクはほとんど役立ちません。お子様は、偽のGoogleアカウントを作成したり、友人やインターネットを通じてシステムを打破するための方法を見つけたりすればよいのです。大きなお子様がいる場合、13歳になると監視から抜けることができるため、Googleファミリーリンクは全く役立ちません。
一方、20種類以上のペアレンタルコントロールアプリをテストした結果、Qustodioには、あらゆるペアレンタルコントロール機能が備わっていました。手頃な価格で、無料の「偽の」ペアレンタルコントロールアプリよりもはるかに気に入っています。しかし、これを鵜呑みにする必要はありません。Qustodioをノーリスクで試して、ご家族にとって最適かどうかを確認しましょう。