VPNを選ぶ前に5、9、14アイズ同盟についてしっかり理解しましょう!

バレンティン・ミルナーが10月 24, 2018に更新

プライバシーは多くの人にとって重要なことです。最近はデジタル時代ですからプライバシー保護はどんどん難しくなってきています。あなたがアクセスしているサイト、チャットの内容はすべてログされ、詳しく分析するために記録される可能性があるのです。違法行為をしていなければ権力のある組織はあなたの活動に興味を持たないだろうと思っている人はかなり多いようです。

残念ながら、インターネットサービスプロバイダや色々な政府機関の中にはあなたの活動を監視している人がかなりたくさんいるのです。

VPNを利用するメリットの一つはインターネット通信とネットでの活動を暗号化して、悪意のある人にデータが盗まれないようにすることです。しかしVPNプロバイダがあなたのデータを政府に公開することになったらどうでしょうか。VPNプロバイダはデータを暗号化しているのですから、データを解読するためのサイファーも所有しています。

世界中の政府機関があなたのデータを共有できる同盟

5アイズ、9アイズ、14アイズというキーワードは特にVPNに関する記事でよく見かけます。実はこの3つの組織は国際的な監視同盟なのです。大衆的な監視情報を収集・共有するために世界各国が同盟を結んでいるのです。つまり、国際的なスパイ組織のようにあなたの活動をすべて監視記録しているのです

この詳しいガイドではこのような監視同名システムについて詳しく解説します。適切なVPNを選ぶためにはこのことについてしっかり理解することが重要です。

VPNの本部がどこにあるかが重要なのはなぜ?

VPNの管轄地区がどれほどデータやプライバシーに影響しているか判断するのはかなり困難です。監視同盟は世界中で活動していて、私たちの活動を常に監視しているからです。海外のVPNサービスを利用すべきだという人はたくさんいますが、海外のVPNだからと言って監視されないわけではありません。母国で監視されていなくても、外国の政府があなたの情報を共有したら意味はありませんものね。

最近、香港のログなしだと宣伝されていたPureVPNに、アメリカ政府はユーザーのデータをすべて引き渡すように命令ました。ある人物を逮捕、告訴するため、という理由でした。5,9,14アイズ同盟国の一員でない国でこのようなことが行われたうえ、利用者のプライバシーを保護すると宣言していたVPNが関わっていたというのは衝撃でした

このようなことが事件を見ると、宣伝やマーケティングで読む情報は必ずしも本当とは限らない、ということが分かります。プライバシー保護を重要視しているパナマ英国領バージン諸島に本部があり、政府の要求に屈しないようなVPNを利用するのが最適ですが、どのVPNを利用するか決める前にプライバシー方針を読んだり、ユーザーレビューを読むのも大切です。

14アイズ以外にある最高のVPNサービス

VPNのほとんどは14アイズ同盟国に本部があります。特にアメリカに本部がある会社が多いです。しかしだからと言ってプライバシーを妥協しなければならないわけではありません。以下で紹介する6つのVPNはログを保存せず、14アイズとは一切関係のない国に本部があります

パナマ

英国領バージン諸島

ルーマニア

セーシェル共和国

シンガポール

スイス

14アイズ諸国とその管轄地区にあるVPNサービス

ここでは14アイズ諸国に本部があるVPNを一覧にしてご紹介します。ご覧ください。

5アイズにある有名なVPN:

  • PIA、IPVanish、Hotspot Shield、HideMyAss、SaferVPN、My Expat Network、Betternet、TunnelBear、SurfEasy、Windscribe、VPN Unlimited

9アイズにある有名なVPN:

  • ActiVPN、GooseVPN, 、BeeVPN、Unlocator、OperaVPN

14アイズにある有名なVPN:

  • Avira Phantom VPN、Zenmate、AirVPN、PrivateVPN、Mullvad

5アイズ監視同盟

この同盟の歴史は第2次世界大戦とUKUSA協定まで遡ります。この協定でアメリカとイギリスが重要な情報を共有するという公式のパートナーシップが築かれたのです。UKUSA協定は不安定な冷戦時代にも継続し、テロとの戦いの時期にも強化されました。

以下の5か国はあなたの活動に関する情報をすべて収集、記録しています。

  • イギリス
  • アメリカ
  • ニュージーランド
  • カナダ
  • オーストラリア

これらの国はネットのプライバシー侵害で有名だというのも驚くべきことではありません。エドワード・スノウデンのことをご存知ですか?彼はアメリカとその同盟国が違法にスパイ行為をしていることを2013年に暴露したのです。この暴露により、同盟国は信ぴょう性に力を入れるようになりました。

以上の5か国にあるVPNを利用するもう一つのデメリットは、あなたのデータのプライバシーが本当に守られるということはない、ということです。ユーザーデータを引き渡すようにすべての会社が強制されているからです。実はアメリカではこの事態はかなり悪質で、個人情報を公開していることを権力のある組織が口止めしているのです。

9アイズ

この同盟に加入している国は5アイズ同盟国に加え、以下の4か国です

  • フランス
  • オランダ
  • デンマーク
  • ノルウェー

これらの国は異なる形式で同盟に参加しています。例えばデンマークはNSA(国家安全保障局)にデンマークに光ファイバーケーブルを設置することを許可しました。その代わりNSAはデンマークの情報機関にすべての技術とハードウェアを利用できるように許可を与えました。これらの国にあるVPNは避けるべきです

14アイズ

14アイズ同盟国は以上の9か国に加え、以下の5か国です。

  • ベルギー
  • ドイツ
  • イタリア
  • スウェーデン
  • スペイン

この同盟の公式な名前はSIGINTシニア・ヨーロッパ(SSEUR)です。これはデータの記録・共有を行えるようにするために発足した組織です

まとめ

VPNの管轄地区と5,9,14アイズ同盟国について理解できましたか?もう一つ大切なポイントは世界で一番VPNサービスが多い国はアメリカだということです。このような同盟の国以外にあるVPNを利用してプライバシーを保護することをおすすめします。インターネットサーフィンしているときに誰かに監視されたくありませんものね。

バレンティン・ミルナー
バレンティン・ミルナーはエキスパートライターで、サイバーセキュリティーが専門です。彼女は最初は会社で働いていたものの、現在は独立しています。