PRTG (Paessler Router Traffic Grapher) Network Monitorは、エージェントレスのインフラストラクチャ監視および管理ソフトです。パソコンとIoTデバイスのネットワーク全体を監視するプロセスを簡素化するようにデザインされているため、何が接続されているか、正常に実行されているかを瞬時に把握できます。Paessler PRTGソフトは、帯域幅を監視し、使用中のリソース数を追跡するため、ネットワークの効率化に役立ちます。
Paessler にはオンプレミスとクラウドベースのPRTGオプションがあり、プランは、監視するセンサーの数や各デバイスのメトリックに基づいています。
以下の手順に従い、Paessler PRTG Network Monitorを無料でダウンロードおよびインストールしましょう。
Paessler PRTG Network MonitorをPCに無料でダウンロードおよびインストールするには
- Paesslerの公式サイトに直接アクセスします。
- [Free Trial(無料トライアル)] をクリックます。
- インストール先のフォルダを選択すると、LRTG Network Monitorのインストーラーファイルがパソコンに自動的にダウンロードされます。
- ファイルを開いてセットアップウィザードを実行し、希望する言語を選択します。
- ライセンス契約に同意し、[Next.(次へ)] をクリックます。
- Paesslerからネットワークアラートを受け取るメールアドレスを入力し、[Next(次へ)] をクリックます。
- 高速インストールのオプションが提供されます。または、カスタムオプションを選んでインストールパスを手動で選択し、監視機能を構成することもできます。ここでは高速インストールを使用します。 [Next(次へ)] をクリックと、Paesslerがパソコンにインストールされます。
- インストールが完了すると、デフォルトのブラウザーでPRTGが開き、ログインページが表示されます。
- ログインページにユーザー名とパスワードが自動的に表示されます。初めてログインする際、30日間の無料トライアルが開始されます。
Paessler PRTG Network Monitorの概要
PRTGはWindowsベースのネットワーク監視ツールで、ネットワーク上のあらゆるIoTデバイスからデータを収集できます。これには、ルーター、サーバー、スイッチ、スマートテレビなどが含まれます。ネットワーク上で問題が発生した場合はITチームに即座に通知されるため、システムがクラッシュする前に修正できます。これにより、修理費を節約できるだけではなく、従業員、クライアント、顧客がサービスを使用できなくなるのを防げます。
PRTGは非常に容易にインストールおよび操作できるため、中小企業に人気があります。初期セットアップ中に、あらゆるIoTデバイスと自動的に接続され、SNMP、WMI、パケットスニッフィング、Net flow、jflow、sflow、 IPFIX を介してIoTデバイスをポーリングします。ブラウザベースのインターフェースでは、リアルタイムのトラブルシューティングやスタッフ全体と共有できる専門用語を含まないレポートの生成が可能です。
Paessler PRTG Network Monitorの特徴
PRTG Network Monitorは、コアサーバーとローカルプローブをネットワークで実行するオンプレミスソリューションで、以下を含むネットワーク上の多数の領域を監視します:
- アップタイム、ダウンタイム、低速サーバー
- ハードウェアデバイスとその状態の検査
- モバイルおよびデスクトップアプリ
- 仮想マシンと仮想サーバー
- メールとクラウドサーバー
個々のセンサーの管理
センサーとは、PRTGが監視できる各デバイスの様々なタイプの要素をいい、これには、使用されているCPUの量を監視するネットワークヘルス統計、またはポートスイッチサーバーがあります。PRTGをセットアップする際に、AutoDiscoveryを有効にでき、これにより、ネットワークがスキャンされ、可能なセンサーがすべて一覧表示されます。センサーを有効にすると、PRTGがその動作を追跡し、正常に機能していない場合にアラートを送信します。
個々のデバイスの管理
PRTGの優れた機能の一つは、個々のデバイスを管理するための方法です。セットアップが完了したら、トップ メニューの [デバイス] タブをクリックすると、サブウィンドウが開きます。[デバイスの追加] オプションを選択すると、ウィンドウが開きます。 デバイスのIPアドレスを入力してデバイスの種類を選び、監視対象の関連センサーをシステムで検出するかどうかを選択します。
カスタムアラート
各センサーでアラートのトリガーを設定するか、それを親グループに適用して、すべての子グループにも適用できます。
アラート通知をトリガーする方法は様々あります。以下はその一部です:
- ステータスアラート
- サーバーが事前定義された制限に達した際
- CPUが特定のしきい値に達した際
- 様々な条件をカスタマイズし、それがすべて満たされた際にアラートを送信する
さらに、PRTGは、センサーの一つが応答しないか故障している場合、自動的にアラートを送信します。
デフォルトではアラートメッセージはメールで送信され、それを放置した場合は、2番目のアラートが送信されます。SMS、Slack、Amazon Simple Notification System (SNS)、HTTPリクエストなどを介して送信するかどうかを選べます。
ダッシュボードでアラートを確認することもできます。
2番目のアラート後、応答しなかった場合、3番目の最終通知が送信されます。
複数のインターフェース
PRTGのインターフェースは、複数のプラットフォームからアクセスできます。AJAX WebやWindowsで動作する他、AndroidおよびiOS用のモバイルアプリがあります。
AJAX Webのインターフェースでは、あらゆるシステムやサーバーの完全な構成とツリーが表示されます。これは、ネットワーク全体を構成し、各ユーザーを管理するうえで最適です。Windowsアプリでは、メインサーバーに接続してレポートを表示したり、セットアップ構成、ステータス監視、ネットワーク最適化を確認したりする場合に最適です。
AndroidおよびiOSアプリは、主に外出中に監視データを表示するためのものですが、構成オプションがいくつかあります。
グラフィックダッシュボードではリアルタイムマップを使用
ダッシュボードを見てまず気づいたのは、グラフィックユーザーインターフェイスです。リアルタイムで更新されるチャートやグラフがあり、関連データを一目で確認できます。
マップに表示されるのは、接続されたデバイス、センサー、接続だけではなく、各接続のステータスに関する詳細な情報を得ることもできます。
誰とでもマップを共有できるオプションがあります。マップごとに一意のURLを作成し、ステータスをパブリックアクセスに変更できます。その後、リンクがあれば誰でもデータを表示できます。
詳細レポートの生成
任意のネットワークまたはデバイス構成の数値、統計、グラフに基づいてカスタムレポートを作成可能で、いつでもレポートを作成したり、スケジュールを作成したりできます。レポートは日次、週次、月次で作成され、すべてXML、PDF、HTML、CSVファイルとしてエクスポートできます。
PRTG Network Monitorを無料でダウンロードしましょう!
Paessler PRTGをPCからアンインストールするには
PRTG Network Monitorがニーズに適したインフラストラクチャ監視ソフトでない場合は、いくつかの手順に従い、容易にアンインストールできます。
- Windowsの検索バーに「プログラムの追加と削除」と入力し、Enterキーを押します。
- PRTG Network Monitorを見つけて、[アンインストール] をクリックします。
- PRTG Network Monitorの削除を承認すると、Windowsによってパソコンからアンインストールされます。
よくあるご質問
Paessler PRTG Network Monitorは無料ですか?
PRTG Network Monitorはプレミアムソフトですが、最大100個のセンサーで動作する限定的なフリーウェア版があります。ただし、PRTG Network Monitorのあらゆる機能を試したい場合は、30日間無料で試せ、ネットワークでいかに機能するかを確かめられます。
Paessler PRTG Network Monitorは安全ですか?
PRTG Network Monitorアプリは暗号化され、データやネットワークをハッカーから守れます。また、ファイアウォール、VPN、Windowsアップデート、開いているポートなどのセキュリティツールを監視可能です。システムによって脆弱性が検出されると、アラートが送信されるため、ネットワークを保護できます。PRTG Network Monitorをダウンロードして、 ネットワークを30日間無料で保護しましょう。
Paessler PRTGで何を監視できますか?
PRTGは、仮想マシンを含むネットワーク上のあらゆるIoTデバイスを監視します。各接続に複数のセンサーがある場合があり、これは監視されているデバイスによります。ほとんどのデバイスには、平均で5~10個のセンサーがあり、ネットワーク接続上の特定のURLトラフィック、スイッチの特定のポート、デバイスによって使用される場合があります。データはすべてダッシュボードにアップロードされ、そこでレポートを作成してデータを調べ、ネットワーク全体がスムーズに動作していることを確認できます。